フィールド・レコーディングサウンドでジュラ紀へ行く


以前から、今自分が何を考えたり興味を持ったりしているのかを文字にして残してみたいと思っていたので、この度ブログを初めました。どの様になっていくのか全く分かりませんが、週イチペースぐらいで続けていけたらと思っています。現在絶賛引き篭もり生活中です。ここ数日、あまり人が歌ったり演奏している音楽が聴きたくない症状が起こり、ひたすら野生の生き物のフィールド・レコーディングサウンドを聴いています。(フィールド・レコーディングとはスタジオの外部で行われるオーディオ録音のこと)



フランスの FREMEAUX & ASSOCIESというレーベルから出ているフィールド・レコーディングシリーズが好きで、色々と楽しんでいます。アフリカのサバンナ、南米のジャングル、湿原の夜、狼の遠吠え、昆虫音、鯨の交信音とか非常に種類が豊富。基本自然の音を録っているので、突然謎の音が大音量で出現して驚かされたり、今そこで何かが起こっているのだろうけどそれが何なのか全く分からないところも魅力の一つです。

中でも特にお気に入りなのが、山地の鐘サウンドとジュラシックサウンド。

前者は山で牧畜用の鐘が鳴る音を録ったもの。始めは川のせせらぎと共に鐘をつけた牛がのどかに山を歩いている景色が頭の中に浮かび清々しい気持ちになりますが、後半に行くと大量の鐘の音が鳴りまくり、気づけばどこかの民族儀式に紛れ込んだ様な気分にさせられます。気づくと現在地が分からなくなる1枚です。

後者はグオーとかピュォーとかグゴゴゴゴゴゴとか、ザ・ジュラシックワールド。鳴き声だけでなく足音や息遣いまで聞こえてくるので、背後に恐竜がいる様な気分になったり出来る、まさに脳内ジュラ紀体験サウンドです。(イヤホンで聴くとさらに良い)

またこのシリーズが素晴らしいのは、CDジャケットに絶妙のイラストレーションが使われているところ。佇む海鳥、微妙な躍動感のライオン…最高です。眺めているだけでも飽きません。癒しの自然風景動画とかもあるけど、音だけ聴いてヴィジュアルを自分でイメージした方が面白いし、特にこのイラストレーションが、イメージする幅をかなり広げてくれている気がします。(これがリアルな絵や写真だったらここまで楽しめない)画像は特にお気に入りのジャケット。プロヴァンス地方のサウンドではゴッホ風のタッチになっていたりする。

動画で結構アップされていたりもするので、遠くに行きたいなと思ったら野生のフィールド・レコーディングサウンドを聴いて遊ぶのも楽しいのでオススメです。(その時はぜひジャケットのイラストレーションを全画面表示にして)

おしまい。

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