那須民芸・五十嵐豊さん③(明治屋)


引き続き五十嵐豊さんを追って車を走らせる。民芸館→民芸店→風月堂→明治屋(ただ今向かい中)と五十嵐豊数珠繋ぎが起きている。または五十嵐豊のかけら集めRPG。余談ですが、私はRPGが苦手です。ほとんど最後までクリアしたことがない。常にボス戦を勝てるか勝てないかギリギリのレベルで戦い、そのうち勝てないレベルのボスにぶち当たり飽きる。もしくは、村とか街で遊んでいるのが楽しいので、次に行かず、村から出ずにずっと遊んでいるうちに飽きて終わる。大体はこのどちらかになってしまう。唯一最後までクリアしたRPGゲームはポケモンくらいです。ポケモンは「ストーリーを進める・ポケモンを集める・進化させる」がセットになっているから、私みたいなプレイヤーを飽きさせることなく、エンドロールまで導いてくれる、非常に有難く素晴らしいゲームなのです。もちろんポケモン自体のキャラクターが最高にカワイイのは言うまでもなく。


湯本温泉から那須街道を下り、黒磯駅前にある明治屋さんに到着。幾度となくこの道を通っていたのに、お店に入るのは初めて。いつも温泉まんじゅうを蒸す湯気がもくもく出てているイメージだったけど、その日は着いたのが夕方だったのでもう湯気は出ていませんでした。母曰く、出来たばかりのまだ温かいおまんじゅうが買えるらしい。民芸店さんで教えてもらった那須ボッカ。ボッカってなんだ?と思っていたら「牧歌」のことでした。商品のフルネームは「詩のあるケーキ 那須野ボッカ」です。洋菓子のパッケージだからなのか、他の五十嵐作品で描かれる男の子・女の子よりも、モダンな感じ。牛の体には景色のようなものが描かれている。いい絵ですね。そして文字も素敵です。ちなみに前回のブログの挿絵はこの絵の模写です。


この箱が欲しかったけれど、今回はバラで購入しました。ついでに温泉まんじゅうと柏餅も買う。お会計をして包んでもらって、じゃーん!渡された紙袋にも絵がある。もしかしてこれも五十嵐さんなのでは…。と思って聞いたらやっぱりそうでした。一日でこんなに収穫があっていいのかしら。明治屋さん、明治元年創業だったのか。全然知らなかった。だからこの絵なんですねー。


その日の夜は今日の記憶を振り返りながら、いくつか五十嵐作品の模写をしたり、ブログを描いたりして寝たのですが、次の日起床していきなりハッとひらめきが。「那須街道に存在する、とある飲食店の看板、五十嵐さんの絵だ!」まさに漫画でよく表現される、頭の上で電球がピカーンてなるやつ。女の子の絵が描かれたこのお店の看板は、昔から道路を通るたびに目に止まっていたもので、五十嵐さんの絵を知った今、どう見ても五十嵐作品だと思ったのです。五十嵐童たちを模写までしたからかなり自信がある。模写をするとこんな効果が得られるんですね。まさかこんな形で次のクエストが見つかるなんて不思議です。なので次はそのお店に確認しに行ってみようと思います。楽しみです。そのうち仲間が集まり、パーティを組んでこのRPGが出来たりして。

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