那須民芸・五十嵐豊さん④(レストラン青柳、那須歴史探訪館)

ブログ更新に間が空いてしまいました。毎週欠かさず更新している方々。尊敬します。ほんと、修行のようなものですね。

五十嵐豊さんを追った続きになります。

那須民芸・五十嵐豊③の最後にひらめいた、作品の痕跡。

それは那須にある「レストラン青柳」の看板。確かめるために行きました。

レストラン青柳さんは洋食屋さんです。お店の駐車場に車を止めて、外にある看板に直行。

やっぱり間違いない。

五十嵐さんの描く、リンドウを持った女の童の絵だと思う。


店内に入り、お食事を注文。店内を見渡したけど、五十嵐豊作品らしきものは見当たらない。ちょっと期待していたところもあったので、残念。

注文したハンバーグが到着し、食べる。美味しくいただきながらも、内心早く看板のことが聞きたくて仕方がなかったです。お会計の時にお店の方に聞きました。


「外の看板は五十嵐豊さんの絵ですよね?」

「はい、そうです。よくご存知で」


やったー!!やっぱりそうだった。気付いた私、偉い!

五十嵐作品を追っている旨をお伝えしたら、色々と教えていただけました。

今使用されている看板は、もともとは木で作られた看板だったそうです。古くなって壊れてしまったため、カッティングシートで絵柄をトレースして今の看用に作り直してもらったとのこと。現物はどんなものだったのでしょうね、気になります。

今の青柳さんの先代の方が五十嵐さんとお知り合いだったそうです。なので、看板の他にも作品をいくつか持っていらっしゃるとのこと。以前は店内に五十嵐さんの作品を飾っていたらしいのですが、東日本大震災のときに落ちてしまったりしたので、保護のためにも今は店内には置いていないのだそう。

ああ、そんなに作品が見られる状態のときに訪れたかった…。現物を見るのはなかなか難しいですね。でもまだ見ぬ作品が、青柳さんの元には存在していることが分かったのはとても嬉しい進展だと思いました。

他に五十嵐さんの情報を知っていないかお伺いしたところ、「那須歴史探訪館」に行くと作品が置いてあるらしい、と教えていただきました。

那須歴史探訪館??そんな施設があったのか。全く知らなかった。次に行くべき場所はここか、数珠繋ぎがちゃんと発動しています。


後日、那須歴史探訪館へ。那須歴史探訪館は芦野という場所にありました。芦野といえば石。芦野石が有名で、隈研吾さんが設計した石の美術館がある。行ったことないのでここもいつか行って見たい。でも私には、まず石より五十嵐。

那須歴史探訪館、とても綺麗な建物です。古い農家を改装したようなところかと思っていたので意外でした。こちらの施設も設計が隈研吾さん。これは期待できるかもしれないと思い、中へ。

歴史探訪というだけあって、那須町の土地に関する歴史情報とそれらの資料が展示されています。また、私の行った時期は那須の自然に関する企画展が開催されていました。

しかし…五十嵐作品はないぞ。何周しても発見できない。どういうことだ。

係りの方に聞きました。

判明した事実。那須歴史探訪館では、数年前に五十嵐豊さんを特集して展示をしたことがあるけれど、常設で作品を展示しているわけではないとのこと。そんなぁ。というか五十嵐豊展があったなんて。見たかった。本当に見たかった。

親切な係りの方が、その時に作った冊子があると思うので探して見ますね、とその場で探してくださったのですが、そのときには見つからず。後日見つかったらお電話しますとおっしゃてくれました。(探訪館の方、冊子の発見お待ちしております!)

作品や今後に直に繋がるものはなかったけれど、探訪館の庭は木々があり風が気持ちよくてとても快適でした。木漏れ日の中で学ぶ二宮金次郎像。

青柳さんや那須歴史探訪館に行ったのは6月のあたま頃。ブログに書かないと、と思いつつ、ここで一旦足止めになってしまったなと思っていました。

しかし人生は不思議なご縁が起きるものです。

なので私の五十嵐豊さんを追う作業はまだまだ続きます。そしてここからの発信で少しでも多くの人に五十嵐豊作品を知ってもらえたらいいなと思っています。それではまた次回。

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